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心晴れやかコラム 心を守る心理学シリーズ 【第4回】

心晴れやかコラム 心を守る心理学シリーズ 【第4回】

「○○すべき」があなたを苦しめる

【筆者】
株式会社COCOHARELISS 代表
心理カウンセラー・NLPトレーナー
庄野晴美

「ちゃんとしなければ。」
「親なんだから我慢すべき。」
「上司なんだから完璧であるべき。」
私たちは、知らず知らずのうちに「○○すべき」という考え方を持っています。
この「べき」は、自分を成長させてくれることもあります。
しかし、その「べき」が強くなりすぎると、自分自身を苦しめ、人にも厳しくなってしまいます。

|「べき」が心を苦しめる理由

アンガーマネジメントでは、この「○○すべき」を『べきの境界線』と呼びます。
例えば、
「挨拶は必ずするべき。」
そう考えている人は、挨拶をしない人を見ると腹が立ちます。
一方、「挨拶をしない人もいる」と考えている人は、それほど怒りを感じません。
出来事は同じでも、「べき」の違いによって、心の反応は変わるのです。

|「べき」を緩めたことで変わった職場

以前、ある管理職の方がこんなお話をしてくださいました。
「若手社員は、自分から質問するべきだと思っていました。でも、私から声をかけるようにしたら、職場の雰囲気が大きく変わりました。」
「相手が変わった」のではありません。
自分の「べき」を少し緩めたことで、新しい関わり方が生まれたのです。

|大切なのは「柔軟に考えること」

もちろん、「べき」をすべて手放す必要はありません。
社会には守るべきルールやマナーがあります。
大切なのは、「これは絶対に譲れないことなのか」「少し柔軟に考えてもよいことなのか」を見極めることです。
心に余白が生まれると、人間関係もぐっと楽になります。

今日からできる実践
① 今日、自分の「べき」を一つ見つけてみましょう。
② 「本当に絶対?」と自分に問いかけてみましょう。
③ 「○○してくれたら嬉しいな。」と言い換えてみましょう。
言葉を変えるだけで、心も少しずつ変わっていきます。

人は、自分の「当たり前」を基準に生きています。
だからこそ、違いがあるのは自然なことです。
その違いを認め合えたとき、人間関係はもっと穏やかになります。
「まっ、いいか。」
この一言は、あきらめの言葉ではありません。
心に余白をつくり、自分にも相手にも優しくなるための言葉です。
少し肩の力を抜いてみませんか。
きっと、見える景色が変わってきます。

心晴れやかに生きる。

心晴れやかコラム 心を守る心理学シリーズ一覧

第1回 理不尽な人や出来事に振り回されないために
第2回 「なんで私だけ?」被害者意識から抜け出す心理学
第3回 苦手な人との距離の取り方
第5回 随時更新予定
第6回 随時更新予定
第7回 随時更新予定
第8回 随時更新予定
第9回 随時更新予定
第10回 随時更新予定

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