人は変えられない。でも、自分は変われる

【筆者】
株式会社COCOHARELISS 代表
心理カウンセラー・NLPトレーナー
庄野晴美
「どうして分かってくれないのだろう。」
「何度伝えても変わってくれない。」
「もっとこうしてくれたらいいのに……。」
家族、職場、友人など、大切な人だからこそ、「変わってほしい」と願うことがあります。
しかし、その願いが強くなるほど、思い通りにならない現実に苦しくなってしまうことがあります。

|相手は自分の意思でしか変われない
心理学では、人は自分の意思でしか変わることができないと言われています。
どれほど正しいことを伝えても、どれほど相手を思っていても、「変わろう」と決めるのは本人です。
だからこそ、相手を変えようとすることに力を注ぎすぎると、自分自身が疲れてしまいます。
|関わり方を変えたことで生まれた変化
以前、あるお母さんからこんな相談を受けました。
「子どもに何度言っても部屋を片づけません。毎日怒ってしまい、自己嫌悪になります。」
お話を伺う中で、お母さんは「子どもを変えなければ」と思い続けていました。
そこで、「まず、お母さん自身の関わり方を変えてみませんか」とお伝えしました。
命令するのではなく、一緒に片づける時間を作る。
できたことを認める。
小さな変化を褒める。
すると、お子さんだけでなく、お母さん自身の気持ちにも変化が生まれました。
相手が変わったというより、「関わり方」が変わったのです。
|変えられることに目を向ける
私たちは、相手の考え方や性格を変えることはできません。
でも、自分の言葉、自分の行動、自分の受け止め方は変えることができます。
その小さな変化が、やがて人間関係にも良い影響を与えていくのです。
「変えられないこと」に悩み続けるより、「変えられること」に目を向ける。
その積み重ねが、自分らしい人生につながっていきます。

| 今日からできる実践 |
| ① 「私は何を変えられるだろう?」と自分に問いかけてみましょう。 |
| ② 相手ではなく、自分の言葉を一つ変えてみましょう。 |
| ③ 思い通りにならない出来事があったら、「この経験から何を学べるだろう」と考えてみましょう。 |
★ 心晴れやかメッセージ ★
変化は、いつも自分から始まります。
自分が笑顔になると、周りの空気も少しずつ変わっていきます。
自分が優しい言葉を使うと、その優しさは巡り巡って返ってきます。
「運は動より生ず。」
小さな一歩でも、自分から動き始めることで、新しいご縁や新しい景色が生まれます。
あなたが変わることは、決して負けではありません。
未来をより良くするための、大切な選択なのです。
心晴れやかに生きる。
