自己肯定感は「褒める」より「認める」

【筆者】
株式会社COCOHARELISS 代表
心理カウンセラー・NLPトレーナー
庄野晴美
「もっと自信を持ちなさい。」
そう言われても、すぐに自信が持てるわけではありません。
自己肯定感という言葉を耳にする機会が増えましたが、「自己肯定感が高い人」とは、自分を過大評価する人ではありません。
ありのままの自分を受け入れ、「今の自分にも価値がある」と認められる人のことです。

|自己肯定感は「自分を認める力」
多くの方は、「もっと頑張らなければ」「まだ足りない」と、自分に厳しい言葉をかけています。
しかし、人は責められるよりも、認められることで成長します。
それは、他人だけでなく、自分自身も同じです。
|小さな一歩が自信につながる
以前、カウンセリングでこんなお話がありました。
「私は何をやっても自信がありません。」
そこで私は、「今日できたことを3つ教えてください」とお聞きしました。
すると最初は、「何もありません」と答えていた方が、少し考えてから、
「朝起きられました。」
「家族のお弁当を作りました。」
「職場で笑顔で挨拶できました。」
と話してくださいました。
どれも特別なことではありません。
でも、その方にとっては、大切な一歩でした。
|自己肯定感は毎日の積み重ね
私たちは、大きな成功ばかりに目を向け、小さな努力を見落としがちです。
自己肯定感は、大きな成果で育つものではありません。
「今日も頑張った。」
「昨日より少し前に進めた。」
そんな小さな積み重ねの中で育っていくものです。
自分を認められる人は、人を認めることもできます。
そして、人を認められる人の周りには、自然と温かい人間関係が育っていきます。

| 今日からできる実践 |
| ① 今日できたことを3つ書いてみましょう。 小さなことほど、大切にしてください。 |
| ② 自分に「今日もよく頑張ったね」と声をかけましょう。 一番近くで自分を応援できるのは、自分自身です。 |
| ③ 人と比べるのではなく、昨日の自分と比べてみましょう。 成長は、人それぞれのペースがあります。 |
★ 心晴れやかメッセージ ★
花にも、それぞれ咲く時期があります。
早く咲く花もあれば、ゆっくり時間をかけて咲く花もあります。
人も同じです。
焦らなくて大丈夫。
あなたには、あなたの花が咲くタイミングがあります。
「縁ありて花ひらき 恩ありて実を結ぶ。」
まずは、自分という花に優しく水をあげてください。
その積み重ねが、やがて大きな実を結ぶ日につながっていきます。
心晴れやかに生きる。

心晴れやかコラム 心を守る心理学シリーズ一覧
| 第1回 理不尽な人や出来事に振り回されないために |
| 第2回 「なんで私だけ?」被害者意識から抜け出す心理学 |
| 第3回 苦手な人との距離の取り方 |
| 第4回 「○○すべき」があなたを苦しめる |
| 第5回 怒りを味方につけるアンガーマネジメント |
| 第7回 随時更新予定 |
| 第8回 随時更新予定 |
| 第9回 随時更新予定 |
| 第10回 随時更新予定 |